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西オーストラリア(2)----ワイルドフラワー探索とストロマトライト観察 カルバリー国立公園、ハメリンプールのストロマトライト、シェルビーチ、イルカの餌付け、 シャークベイ湾内クルーズ、ウェスタン・フローラの花散策、ナンバング国立公園ピナクルズ、 レーガンスフォードの花散策、パース市内自由散策、 キングス・パークとワイルドフラワ・フェスティバル、ワイヤレス・ヒル |
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ストロマトライト 27億年前に光合成により地球上に酸素をもたらしたシアノバクテリアが作った岩。現生のものは世界でも珍しい。 |
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オーストラリアの首都、州と準州、州都 |
宿泊地・訪問地のGPS地図 南オーストラリア(2)は6〜10日目 |
色線はGPSによる軌跡(日毎に色を変えてある) 赤字は宿泊地 青字は訪問地 |
6日目 (9月14日) |
カルバリー国立公園道端の花・撮影ポイント→ハメリンプールのストロマトライト→シェルビーチ →モンキーマイアのホテル(泊) |
カルバリー国立公園道端の花 |
この旅は、ワイルドフラワーが咲いていそうな場所に来ると、「駐車可」の場所を見つけて駐車し、花散策をするという気儘な旅である。 |
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海辺にペリカンがやってくる。 オーストラリアでは野生の動物に餌付けをすることは自然保護に反しないが、イルカに芸を教えることは動物虐待になるらしい。 |
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Banksia バンクシアの仲間 | Verticordia ベルティコルディアの仲間 |
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Isopogon コーンフラワの仲間 | Patersonia occidentalis パープルフラッグ |
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砂漠のナシ |
Calytrix スターフラワー |
Conostylis crassinervia コットンヘッド |
カルバリー国立公園撮影ポイント |
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ガソリン価格はリッター157円だから、日本よりも少し高い。 オーストラリアは石油資源に恵まれ、自給率は70%以上だというが |
ここはワイルドフラワーの撮影ポイントで駐車可 |
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Isopogon コーンフラワー | Philotheca spicata ペパー&ソルトか |
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Beaufortia ボウフォーティア | Dodonaeaの仲間 ネイティブ・ホップス |
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Ptilotus obovatus コットンブッシュ(ポンポンマラマラ) | ここの土が赤いのは鉄分のせいだろうか |
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「シャークベイ世界遺産」の標識 | ハメリンプール・ティールームで昼食 |
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ティールームの庭の置き石に、貝の化石が一杯。多分この岩は海で堆積してできた砂岩であろう。 |
ハメリンプールのストロマトライト |
27億年前に、地球上で最初の光合成をして酸素を放出したストロマトライトが、化石ではなく生きた状態(現生)で見られるという。私にとって今回の旅の大目玉である。 |
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ハメリンプールの海岸には遊歩道が設けられ、ストロマトライトが保護されている |
ストロマトライトは生物起源の堆積岩である。大きさは50cm〜1m(長さでは2mくらいのものもある) |
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世界中でほとんど絶滅したストロマトライトがどうしてここには現生のものがあるのか。 ここハメリンプールはほとんど閉じられた海であるので、塩分濃度が通常よりも2倍ほど高い。 そのためシアノバクテリアを捕食する生物が少ないからだと説明されている。しかし上の写真のように 高い塩分濃度の海中で生きている魚もいる。(体長約30cm) |
ストロマトライトについて |
シャーク湾のハメリンプールにある灰色の丸い岩はストロマトライトと呼ばれる。27億年前、当時大気中にも海水中にも酸素が存在しなかった時代に、シアノバクテリアという原核生物(誤って「藍藻」といわれることが多い)が、太陽光をエネルギー源として海水中に溶けている二酸化炭素と水とから有機物を合成し、副産物として酸素を放出した。これは地球上での最初の光合成であった。 シアノバクテリアは、昼間は光合成をして酸素を出しながら成長し、夜間は降り注ぐ砂や泥の粒を粘液で固めた。このようにして出来た層状の岩がストロマトライトである。ストロマトライトは1年に0.5mmしか成長しない。27億年前に地球上に生まれ、世代を重ねたストロマトライトを、現在ここハメリンプールで見ることができる。「化石」ではなく現在も生きているので「現生」といわれる。 ストロマトライトが海水中に酸素を放出した結果、地球の歴史に3つの大きな変化が生まれた。 (1)酸素呼吸する動物の誕生 酸素を使うことにより運動能力の高い動物が生まれ、地球上の生物の進化が促進された。 (2)生物が陸上に上がることができた 地球には太陽から、生物のDNAを破壊する強烈な紫外線が降り注いでいる。そのため太古の生物は紫外線を防いでくれる海中にしか住めなかった。 ストロマトライのお蔭で海中に酸素が放出され、 やがて大気中にも酸素が供給された。 上空で酸素に紫外線が当たると酸素からオゾンができた。 (O2→O3) 上空にできたオゾン層は、太陽からの有害な紫外線を防いでくれた。その結果、陸上に生物が住めるようになった。 (3)鉄鉱石が生まれた 鉄は元来地球の深部に多く含まれる元素の1つであり、海中に鉄イオン(Fe2+)として大量に溶けていた。ところが海水中に酸素が供給されると、鉄イオンが酸化(Fe2+→Fe3+)されて、水酸化第二鉄Fe(OH)3となり海底に沈殿するようになった。水酸化第二鉄が長い間に脱水して赤鉄鉱Fe2O3となり、地殻変動で隆起して地上に現れた。これが現在、「縞状鉄鉱床」と呼ばれるもので、鉄の原料になっている。北アメリカやオーストラリアには厚さ数百m、長さ数百kmに達する大規模な鉱床があり、日本は大量に輸入している。 このようにストロマトライトが生物の進化や人間の文明発展に役立ったことは、興味深い。 なお、シャーク湾一帯は、1991年にユネスコの世界自然遺産に登録されている。 |
どのようにして、シアノバクテリアがストロマトライトを作るのか | ||||||||
@ | 原始の海の1日が始まる。 夜が明けて太陽の光が 降り注ぐ。 |
夜になると、シアノバクテリアは粘液をだして、砂や泥の細かい粒を 固める。 |
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A | シアノバクテリアは光合成を行い、酸素を放出しながら成長する。 | すっかり、砂や泥の細かい粒を固めた。 | E | |||||
B | シアノバクテリアはどんどん成長する。 | 翌朝、シアノバクテリアはまた成長を始め、 同じことを繰り返す。 |
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C | 波によって巻き上げられた砂や泥の細かい粒が、 ストロマトライトの表面に落ちてくる。 |
A | A | A | こうしてシアノバクテリアは岩石の層を1枚1枚築いて行く。 このようにして、ストロマトライトは、丸い岩に成長して行く。 |
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NHKテレビの「地球大紀行」の映像を元に改変した(使用許諾申請中) |
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海岸から駐車場に戻る途中に、貝殻石の採石場があった |
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拡大して見ると貝殻の集まりであることが分る | 今では採石禁止になっている |
シェルビーチ |
ハメリンプールの一角、ストラマトライトの浜のすぐ隣(といっても50km程離れている)に、シェルビーチがある。一言でいえばこの辺りは全部貝殻海岸だ。 |
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ここで手にするものは全て貝殻である。 もしこの海岸が地殻変動で何万年間か海底に沈降した後、再び隆起して海上に顔を出せば、広大な石灰岩の丘だといわれることだろう。 |
モンキーマイア・ドルフィン・リゾートホテル |
今夜の宿は、ドルフィン・リゾートホテルのモーテル。朝な夕な海を眺めるのは癒される。 |
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私が泊った6号室(左側) |
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部屋からの眺め、私はこのような雰囲気が大好きだ。 |
7日目 (9月15日) |
イルカの餌付け→湾内クルーズ→ジェラルトン・オールシーズンホテル(泊) |
イルカの餌付け |
朝の桟橋 |
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部屋からの眺め |
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朝7:45に桟橋の前で、イルカの餌付けが始まる | この時間を知っていて、沢山のイルカが集まる |
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自然ガイドがイルカの生態について長々と説明する | 希望者に小魚を与え、餌付けをさせてくれる |
シャークベイ湾内クルーズ |
桟橋でイルカの餌付けを見た後、チャーター船で湾内クルーズをする。 |
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船は小型の双胴船 | ラフな格好の船長 |
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イルカが船と伴走してくれる | ジュゴンに会えたが、こちらを向いてくれない | ウミガメ |
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カツオドリの仲間だという | シロハラコビトウかマミジロウとのこと |
昼食とキャンプ場での休憩 |
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デナム・オールドパール・レストランで昼食 | レストランの建物は貝殻レンガ、今では採石禁止 |
メニューはロブスター |
広い駐車場でトイレ休憩 オーストラリア人もアメリカ人と同様、トレーラーハウスによる旅行が好きなようだ |
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駐車場にはユーカリが植樹されていた | 近くの川にいたブラックスワン |
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車窓から見たグレート・モスクワ・サーカスの天幕 |
ジェラルトン・オールシーズン・ホテルに着く ここの松は、ノーフォーク松*(パインツリーともいう) |
*ノーフォーク松は、ノーフォーク島原産の「松」。ノーフォーク島は、太平洋にあるオーストラリア領の島。1774年にジェームズ・クック(通称キャプテン・クック)が発見した。クックが上陸した時、島は無人だった。 内陸にノーフォーク松が覆っているのをみて、この島が海軍の資材補給地として有望だと考えたが、ノーフォーク松は船舶のマストに向かないことが後に判明した。ノーフォーク島は1856年まで流刑地として存続した。その後バウンティ号の反乱者の子孫194人が移り住んだという。 |
8日目 (9月16日) |
リーニング・ツリー→ウェスタン・フローラの花散策→ナンバング国立公園ピナクルズ →レーガンスフォードの花散策→パースのホテル(泊) |
リーニング・ツリー |
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強い南風で曲げられたユーカリの木 ユーカリの学名は、Eucalyptus camaldulenis、ここではRiver Gumといっている |
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放牧された牛、背後の山は石灰岩であろう |
山火事で焼けたユーカリ ユーカリの種は、 山火事を経験した後の降雨により発芽するといわれている。 |
ウェスタン・フローラの花散策 |
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ミセス アラン | Ricinocarpos megalocarpus ウェディングブッシュ |
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Allocasuarina humilis シーオーク(雌) | Allocasuarina humilis シーオーク(雄) |
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ミスタ アラン | Eucalyptus ユーカリの花とつぼみ |
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Chamelaucium uncinatum ジェラルドンワックス | 微小な植物、その名は? | Burchardia congesta ミルクメイド |
A | アランさんが、ビデオカメラ付き実体顕微鏡で見せて下さったワイルドフラワー(虫は動いていた!) |
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アランさんは自転車で見送って下さった | イタリアンレストランでワンプレート料理の昼食 |
ナンバング国立公園ピナクルズ |
昨夜泊ったジェラルトンから250kmほど南下したところにナンバング国立公園のピナクルズがある。奇岩群のピナクルズは「荒野の墓標」とも呼ばれるそうだ。 |
ピナクルズの入口から全景を展望する |
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特別に許可された車のみが入れる。インド洋は目の前だ。 | 高さ2m以上もある |
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こんな砂漠の中にも植物が生きている | Anagallis arvensis ブルーピンペネル |
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インタープリティブ・センター(解説センター)は、自然の景観に配慮して、目立たない建物に作られている。 内部はうす暗く、写真が展示してあるだけで、見学者もほとんどいない。 展示の1つに 石になった森というタイトルで、ピナクルズがどのようにして出来たかを説明していたので、暗い中で左の写真を撮ってきた。それによると・・・ 40万年前に、森林に石灰質の砂が入りこんだ 40万〜35万年前に、木の幹の周りに砂の型ができていった 35万年前以降に、柔らかい石灰岩が浸食で除かれ、硬い砂の型が残った。今後10万年間は石英質の砂で覆われるだろう。 といっているが、実は私にはよく理解できない。 |
レーガンスフォードの花散策 |
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風力発電所が20基ほど車から見えた |
レーガンスフォードで真近で見た揚水用の風車 掲示板によると、型式は1947年、風車の直径9m、揚水高20m、揚水量170トン/日 |
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レーガンスフォードのワイルドフラワー観察地 ここにも石灰岩の岩がゴロゴロ |
Diurus corymbosa ドンキーオーキッド |
Burchardia congesta ミルクメイド |
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Diurus corymbosa ドンキーオーキッド |
Caladenia flava カウスリップオーキッド |
Elythranthera brunonis パープルエナメルオーキッド |
Pheladenia deformis ブルー・フェアリー・オーキッド |
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Pimelea preissii ホワイトバンジーネ |
Anigozanthos humilis キャツポー |
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車窓から見るサクランボの木 | 道路と並行して列車が走るようになると、パースも近い |
9日目 (9月17日) |
パース市内自由散策→キングス・パークとボタニック・ガーデン→ワイヤレス・ヒル →パース空港→シンガポール空港 |
パース市内自由散策 |
パース滞在最後の日は、あわただしい出発前の1時間余りを市内の自由散策で楽しんだ。 適当な地図がない上に、定刻に必ずホテルに戻らなければならないので、GPSを片手に歩いた。 |
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スワン川の方へ南下すると美しい公園がある | 英国調のクラシックな建物 |
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西オーストラリア州の最高裁判所 (連邦国家のオーストラリアには各州に最高裁判所がある) |
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スワン川の河畔に建つスワンベル ベルタワーともいわれ高さ75m |
河畔の北側の高層ビル群 |
河畔の西方向の景観 スワン川の北岸(右側)と南岸(左側)を結ぶ橋 |
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拡張工事中のバース駅 | バース駅、通勤時間でも混雑はこの程度? |
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最近開通したバースの地下鉄 | こちらの混雑もこの程度? |
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140年余の歴史を持つウェズリー教会 | パース中央郵便局の前は工事中 |
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ホテルの隣にあるスーパーマーケットを覗く | 果物売場 |
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BEEF SCOTCH FILLETSTEAK 315円/Kg | BEEF T-BONE STEAK 230円/Kg | DICED BEEF STEAK 107円/Kg |
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日本調味料はいくつか販売されている | ラーメンなどのインスタント食品は殆ど全部韓国製 |
キングス・パークとワイルドフラワ・フェスティバル |
キングスパーク・ワイルドフラワーフェスティバルが開かれているボタニック・ガーデンを、現地ガイドのエミコさんに案内して頂いた。 |
キングスパーク*は戦争記念碑、植物園を含む400ヘクタールで、ニューヨークのセントラルパークよりも広いという |
*「キングス」と名が付くので調べてみた。この公園は、西オーストラリア州首相のジョン・フォレストが、1892年に公園の開発を開始した。フォレストは「パースパーク」と名付けたが、1901年に英国のキングエドワード7世の即位を記念して「キングス・パーク」に変更された。 |
キングスパークの戦争記念碑。第一次世界大戦以降の戦死者の名前が記録されている |
スワン川とパース市内の高層ビル群 (4枚パノラマ写真) |
上のパノラマ写真の右端、スワン川の南岸 |
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園内にはエバーラスティングなどの ワイルドフラワーが咲き乱れる |
Brachyscome iberidifolia スワン・リバー・デージー |
Patersonia occidentalis パープルフラッグ |
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Swainsona formosa スターツ・デザート・ピー | Lechenaultia biloba ブルーレシュノーティア | Anigozanthos rufus レッド・カンガルーポー |
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Eremophila エレモフィラの仲間 |
Eremophila nivea シルキー・エレモフィラ |
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Prostanthera magnifica |
Hardenbergia comptoniana |
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Eucalyptus kingsmillii アカバナ・ユーカリ 花・つぼみ・蓋 ユーカリの属名のEucalyptus の語源は、eu-(真に・強く・良く)+ kalyptos(〜でおおった)、 つまり「良い蓋」を意味するギリシア語をラテン語化したもの。つぼみのがくと花弁が合着して蓋状となるからであろう。 |
ワイヤレス・ヒル |
引き続いてエミコさんにワイヤレス・ヒルを案内して頂いた。オーストラリアは欧米から遠隔の地にあり、かつては連絡の手段は無線しかなかった。そこでこの丘に無線施設が建設され、ワイヤレス・ヒルと呼ばれるようになったという。施設が置かれたおかげで、住宅地が隣接しているにもかかわらず、ワイルドフラワーが保存されている。 |
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ワイヤレスヒル・パークには、遺産的トレールがある | 住宅地が隣接している |
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おばあさんのボンネット |
Anigozanthos manglesii レッドアンドグリーン・カンガルーポー |
Sowerbaea laxiflora パープル・タッセルス |
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hybanthus calycinus フェアリー・エプロン | Caladenia polychroma スパイダ・オーキッド | Diuris laxaiflora ビー・オーキッド |
パース空港 |
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パース空港発15:55のシンガポール航空SQ226で、シンガポールへ |
10日目 (9月18日) |
シンガポール空港(夜行便)→成田空港 |
シンガポール空港で23:55発のシンガポール航空SQ638に乗り換えて、翌朝予定の8:00よりも早めに成田空港に着いた。 |
私にとって初めてのオーストラリア旅行は、「ワイルドフラワーの探勝」に加えて、「ストロマトライトの観察」という地球史の大イベントを目の前にできる意義深いものであった。リースフラワーをはじめとする西オーストラリアのワイルドフラワーは正に聞きしに勝る素晴らしいもので、自然の造形の美しさに驚嘆した。 最後に、ツアーのお世話をして下さったユーラシア旅行社の添乗員 丹羽好美さんにお礼申し上げます。丹羽さんの知識とリーダーシップがどれだけこの旅を素晴らしものにしたか言葉で言い表せません。 なお、ユーラシア旅行社では、2014年も「西オーストラリア・ワイルドフラワー観賞ツアー」を企画している。下線の部分をクリックしてご覧ください。 身内ではあるが、旅に参加できなかったにもかかわらず、ワイルドフラワーの同定に協力してくれた妻に感謝したい。 |
西オーストラリア(2)は、ストロマトライト、イルカの観察、奇岩のピナクルズ、 ワイルドフラワーフェスティバル でした。 いかがでしたか。 西オーストラリア(1)は、「ワイルドフラワー探索の旅」です。 まだご覧になっていない方は、西オーストラリア(1)をクリックしてご覧下さい。 |
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