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裏磐梯テレマークスキー・フェスティバル----キリンカップ・クラシック2008

(2008年TAJポイントシリーズ第2戦)

 私は、テレマークスキーを始めて何年にもなるが、一向に上手くならない。 上手くなれないのが面白くて続けている。 何しろ、テレマークスキーは踵が上がるスキー(ヒールフリー・スキー)で、その軽快さが魅力である。 アルペンスキーに戻る気はない。

 私のテレマーク狂いは、テレマークスキーの発明者で現代スキーの父ともいわれるソンドレ・ノルハイムの生家を、ノルウェーのテレマーク県モルゲダール村に訪ねたほどである。 2001年2月のことだった。
ここをクリックするとノルウェー旅行をご覧になれます。

 私には密かな望みがある。 日本テレマークスキー協会(TAJ)が毎年開催するテレマークスキーの大会に参加してみたいことである。 全国を転戦して年間ポイントを競うポイントクラスは望めないが、同一会場・同一コースで行われるマスタクラスならタイムはともかくとして、完走は出来そうである。 ポイントレースの観戦方々、マスタクラスに参加させてもらった。  (2008年3月)
A
大回転で旗門を通過する選手
 
 
 
 



テレマークスキーとは

テレマークスキーは、クロロスカントリースキーと同様に、ヒールフリー(踵が上がること)のスキーである。 しかし、クロスカントリースキーと異なり、板の幅はクロスカントリースキーよりも広く、アルペンスキーとほぼ同じである。 締具(バインディング)も、踵が上がるとは言うもののアルペンスキー用の締具と同様しっかりしたものである。 板の滑走面(ソール)は、滑り止めのウロコの付いたもの(カットソール)もあるが、一般にはアルペンスキー用と同様フラットソールが多い。

このため、テレマークスキーは、滑るほかに、歩く、走る、登る、ジャンプする、などが出来る万能のスキーである。 特に、「ヒールフリー」の軽快さが魅力である。

テレマークスキーの用具については下記をクリックしてご覧下さい。
テレマークスキーの用具
について知りたい



裏磐梯テレマークスキー・フェスティバルとは

第23回の裏磐梯テレマークスキー・フェスティバル(キリンカップ2008年)が、3月1日(土)〜3月2日(日)に裏磐梯スキー場で開催された。この大会は日本テレマークスキー協会(TAJ)の正式ポイントレース(全国転戦の第2戦)として行われた。
種目は次の通り:

第1日目 : 3月1日(土)
テレマーククリニック
テレマーククロス
スペシャルジャンプ
ばんばレース
テレマークレースのコースで存分に練習できる
6人の走者が同時にスタートして、回転とジャンプのコースで競う
ジャンプの飛距離を競う
30Kgの荷を積んだ橇をスキーで引いてマウンドを越えて1周する速さを競う
第2日目 : 3月2日(日)
ダウンヒルレース

テレマークレース
  ポイントクラス


  マスタクラス
  ビギナークラス
  ノーエッジXCクラス
テレマークレースのコースから旗門とスクウェア・ゾーンとヘリコプタ・ターンを除いたコースで速さを競う

ラン・セクション、フリー・大回転ゾーン、スクウェア・ゾーン、ヘリコプタ・ターン、テレマーク・大回転ソーン、ジャンプからなるコースで速さを競う。 日本全国を転戦し、合計ポイントを競う。
ポイントクラスと同じコース(40歳以上)
ポイントクラスのコースからジャンプを除いたコース
ポイントクラスと同じコースをノーエッジXCスキーで滑る



テレマークレース・ポイントクラス・観戦記

スタート直後のラン テレマーク大回転 ジャンプ

ここをクリックすると、
テレマークレース・ポイントクラス
の動画をご覧になれます



テレマークレース・マスタクラス参戦記

小生は、厚かましくもテレマークレース・マスタクラスに出場しました。映像はありません。レースの結果はお恥かしい次第でしたが、主催者のご厚意で、最年長賞を頂戴しました。




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